会社員のお悩みまとめ~貴方のお悩みは?~

◎日本に会社員はどれくらいいるの?

 

統計局のデータによると、2017年、日本の就業者数は6687万人、雇用者数は5940万人。詳細は以下のリンクを参照。

統計局ホームページ/労働力調査(基本集計) 平成30年(2018年)6月分結果

 

つまり、日本の働く人の90%近くはサラリーマンといわれる会社員、雇われ労働者ということになる。

通勤ラッシュを想像すれば実感も沸くだろうが、日本は会社員であふれ、それぞれ何かしらの期待とともに、不満や悩みをかかえながら日々を過ごしているのではないだろうか・・・

筆者もまだ会社員である一面もあり、何か自分の中で整理できる情報がないか、世の中ではどういう悩みがよくあるのか、そこで以下の記事を読んでみた。

way-of-working.jp

今回はこの記事を読んでの筆者なりの感じたことをまとめてみる。

 

【➀所得が低い】

大手企業総合職、それでも基本給は月ベースで20万程度。筆者も入社当初は平均的でそんなものだと思っていたが、年数が上がるにつれ、税控除や社宅費用の増額等で、手元に残る可処分所得を計算。すると、自由に使えるお金は想像以上に少なかった。

さらに今は、国が職能を給与に反映させる制度を構築しようとする一方、企業側は残業カットに走り・・・その結果としてどちらも中途半端な今は、就業時間が減る一方、頑張りを評価する制度はごく一部でしか採用されず、単純に所得が減る人のほうがいいのが現状である。

安定志向で大手企業に入社し安心していられるのは、最低限の給与が入ることだけに過ぎない。とてもではないが、人生を充実させるには到底足りないのではないか。

そうでもなければ、日本で仮想通貨が異様に流行し、かつ余剰資金が少ないために失敗する人が多発することもなかったのではないか。

 

【➁将来に不安】

会社員勤務をしていれば、多くの人は決まった時間に出社し決まった時間に退社する。

すると毎日を重ねるうえでなんとなくその会社の数年後の姿や、上司の背中を見れば、数年後の自分の姿をなんとなく想像できてしまうのではないか。

 

だが、こうした不安を感じられるのは大切なことであり、常に自分のキャリアを意識し、不安が現実となる前に他の働き方を手に入れておく必要がある。

 

【➂やりがいを感じられない】

やりがいを感じる尺度は人それぞれだと思う。だが、自己満足で終わったり、現状で満足することは違うのではないか。世の中には会社員からスタートし、ゆくゆくは自由を手に入れる人など、会社員の仕事では想像つかない暮らしをしている人もいる。

 

そういう点では筆者もまだまだやりがいや、楽しさを求め、自分の仕事や働き方についても模索しているところである。

 

【最後に】

 

悩みや不安は誰もが何をするにも感じるもの。

今回は会社員の悩みにフォーカスしたが、改めて考えると、日常の多くの時間が労働に消えており、かなりの比重を占めていることに気づかされる。それだけ人生の中で大きなウエイトを占める「仕事」だからこそ、私たちひとりひとりがより快適な・いきいきできる環境を求めたり創ったりしていく未来が必要なのだ。